不動産売却で高額査定を得ると言うことは、本来の資産価値よりも高い価格で売却することを指します。ですから、単に希望している価格よりも高い価格で査定してもらうためのものでないという点に注意しておきましょう。まず、コツとして知っておかなければならないのが相場です。
不動産の価格は常に変動していますから、買った価格は参考にはならないと言うことを把握しておかなければなりません。4000万円で買ったのだから、最低でも2000万円くらいの査定価格はつくだろうと勝手な予想をする人もいるようですが、買った時期の不動産需要と売るときの不動産需要とを比較してみると、必ずしも一致しないでしょう。
バブル景気の時には不動産需要は非常に高かったためにそれほど資産価値がないというような物件で会っても高額査定されて、高値で売却されたのです。しかし、現在はそれほど不動産需要の高い時期ではないと言うことを把握しておかなければなりません。ですから、現在の需要に応じた価格でしか売ることができないと言えるでしょう。
資産価値はこのようにして需要によって大きく影響する傾向があります。時期による資産価値の変化を相場というわけですが、ある程度相場を把握しておくことが必要です。
最近では、都内の新築のマンション供給量が減少しており、その分、中古マンションの価格が上昇傾向にあります。とはいえ、中古市場にも関わらず、供給不足ではあるようです、かなり区によって違うのですが購入したい人が多いのに、販売物件がないのだから不思議な話です。
比較的中古マンションの供給量が多いのが目黒区です。こちらは資産も安定しているということもあるので投資物件として保有してることもあるのですが、比較的それを寝かさずに販売することも多いようです。